PITTI UOMO(ピッティウオモ)92速報。LARDINI2018SSの打ち出しは!?

PITTI UOMO(ピッティウォモ)では、ファッショニスタ達の着こなしに目が行きがちですが、最も注目したいのは各ブランドが次シーズンに何を打ち出すか。この打ち出しアイテムが多く被っていればいるほど、注目を浴び、トレンドとして生み出し、発信して行きます。そこで、今回はPITTI UOMOに行くバイヤー達が必ずと言って良いほど注目をする“LARDINI”の2018SSの打ち出しや傾向をお伝えしたいと思います。

 


LARDINI(ラルディーニ)2018SS『テーマはCHAOTIC COLONIAL』!?


今回のLARDINIの2018SSの全体のテーマは、副社長のLUIGI LARDINI氏がinstagramにあげていた『CHAOTIC COLONIAL』でしょうか。

・CHAOTIC(カオティック)とは…混沌とした,無秩序なを意味する。

・COLONIAL(コロニアル)とは…植民地時代を意味し、英国人がかつて植民地に訪れるときに着ていた麻やコットン素材のサファリジャケットなどの服装を指します。また、それらをイメージさせるカラーにはベージュやブラウンを主に指します。

それでは、早速写真を見ていきましょう。

“メインディスプレイ”

写真引用元

まずは、メインとなるディスプレイ。だいたいはここを見るだけで何を打ち出したいか等が分かるよう各ブランドは工夫をしています。LARDINIの場合、テーマであったコロニアルカラーを中心に4体全てのトルソーにベージュを打ち出しています。

アップして見ると…

写真引用元

写真引用元

全体で見たときにパッと分かるのは、コロニアルカラーでしたが、アップで見る際にはデザインやディティールに注目して見てみましょう。ここで、打ち出したいポイントが分かるのは、「ダブルブレストのブレザー」、「幅広めのストライプ」、「シングルのピークドラペル」、「金ボタン」、「タブカラーシャツ」、「プリーツパンツ」ですね。発信力、影響力の強いLARDINIは明確にトレンドを抑えているのが分かります。その他のディスプレイでも、

写真引用元

写真引用元

写真引用元

写真引用元

写真引用元

写真引用元

その他のディスプレイでも、メインディスプレイと同様に、ベージュやブラウンの色を中心に、胸ポケットのあるサファリシャツやサファリジャケット等の打ち出しの他、プリントのジレやネクタイ、ピンホールカラーシャツ等を使用しているのが分かりますね。また、パンツのシルエットはプリーツ入りが徐々に増えてきていますが、それに伴って全体のサイズ感もゆとりが出てくるのではないでしょうか。

“ダブルブレストジャケット、ネイビー×ホワイト”

写真引用元

コロニアルカラーの他に見られた打ち出しカラーが、「ネイビー×ホワイト」です。写真左ではネイビー×ベージュでコロニアルカラーと上手くコーディネートし、トラッドのような雰囲気を出しているのが分かりますが、写真右ではコントラストのはっきりでるぐらい濃いネイビー×ホワイトの2トーンでシンプルに纏めています。マリンテイストほど柔らかくなく、ちょっと硬派でカチッとした印象でした。また、ダブルジャケットは日本ではそこまで浸透していないですが、次シーズンあたりから、ダブルのスーツやジャケットを展開するお店が増えてきそうですね。

 


LARDINIファミリーの着こなしは!?


さて、打ち出しの商品を見たら、次はそのブランド関係者達の着こなしに注目です。LARDINIはファミリーで構成されたブランドですが、どんな着こなしをしているでしょうか。

“AndreaLardini(アンドレア・ラルディーニ)”

写真引用元

まずは、社長を務めるアンドレア氏は普段からベーシックなアイテムを好む印象が強いですが、今回のPITTIでも同様です。ただ、上記でもご説明した“ダブルブレスト”のスーツを着こなし、コンサバながら自身でもトレンドの打ち出しをしています。

 

“Luigi Lardini(ルイージ・ラルディーニ)”

写真引用元

続いては、アンドレア氏の兄弟であり、副社長を務めるルイージ氏。コロニアルカラーである、ブラウンとベージュのグラデーションで、上は纏め、パンツと靴は白でクリーンな印象に仕上げています。実はパンツは2タックのインプリーツだったりと随所にトレンドを入れた着こなしになっています。

 

“Alessio Lardini(アレッシオ・ラルディーニ)”

写真引用元

社長のアンドレア氏の息子であり、現在はLARDINIのニット部門において、デザインやバイヤーとして携わっているアレッシオ氏。上の写真ではシングルのピークドラペルのジャケットを羽織っていましたが、この写真では、ルイージ氏と同様、ブラウンのジャケットをベースにコーディネートしています。今後コロニアルカラーを着こなす際のポイントは、“白”がポイントになるかもしれませんね。

 


最後に…


いかがでしたでしょうか。2018SSのLARDINIは「コロニアルカラー」、「ダブルブレスト」を軸に金ボタンやピークドラペルなどといった、今までとは違ったディティールで展開されることが予想されますね。日本では、スーツ、ジャケットの重衣料のイメージが強いですが、実はシャツやパンツ、シューズ、アクセサリー等といったアイテムも展開しています。(2017年4月に丸の内にてLARDINIの日本第一号店がオープンしています。こちらの記事も合わせてご覧下さい。)今度もトレンドを生み出していくLARDINIに目が離せません。

遂に!?LARDINI SHOP日本初出店!!

この記事が気に入ったら
いいね !をして最新情報をチェック!

関連記事

  1. pitti uomo92

    PITTI UOMO(ピッティウオモ)92の速報。カップル達の着こなし…

  2. beams house

    大人のセレクトショップ!BEAMS HOUSE名古屋店が今春オープン!…

  3. pitti uomo

    【メンズドレス】2017-18秋冬、トレンドの色と柄は?着こなしと共に…

  4. pitti uomo93 renata

    PITTI UOMO(ピッティウォモ)93速報。各ブランドの打ち出しア…

  5. pitti uomo93 suit renata

    PITTI UOMO(ピッティウォモ)93速報。スーツスナップからトレ…

  6. pitti uomo91

    【メンズドレス】2017-18秋冬、トレンドを取り入れたファッショニス…

  7. pittiuomo

    PITTIUOMO(ピッティウオモ)92の速報。ファッショニスタ達の着…

  8. via bespoke renata

    次世代を担う実力派ビスポークテーラー大山翔吾(Via Bespoke)…