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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「BLOW(ブロウ)」

ファッションには様々なジャンルが存在します。それは「モードであったり、アメカジ、サーフ、ヒッピー、クラシコ、ストリート…など」人それぞれ影響を受けたスタイルや、好むスタイルが別れるかと思います。今回ご紹介する映画“BLOW(ブロウ)”は2001年に公開されたアメリカの映画で、1970年代にアメリカで主流だったヒッピースタイルを中心に着こなしがとても格好良い名作です。内容もさる事ながら、若かりし頃のジョニーデップの着こなしにも注目してご覧下さい。

 


あらすじ


アメリカのマサチューセッツに生まれたジョージ・ユング(ジョニー・デップ)は、幼い頃に、父親が社長を務めていた会社が、倒産にあい、貧しい生活を強いられます。お金がなく苦しい生活に嫌味を言う母親と「金なんて幻、金が全てじゃない」と口にする父親の喧嘩を見て育ったジョージは「お金が大事」だという事を若い時に学びました。金持ちを夢見て、親友のトゥナと共に、当時の最先端の町カルフォルニアへ引っ越しをして、マリファナを小売する商売に手を出します。欲が出てきたジョージは商売の手を広げる為にメキシコで買い付けをして自家用セスナで大量に運び出す事になるのだが、警察にも目を付けられたジョージはとうとう、マリファナ300kg所持容疑で逮捕されてしまいます。70年代後半、ジョージは米国のコカイン流通の実に8割を手掛けており、まさにアメリカン・ドラッグ・ドリームスを掴みかけていた。服役後、運命の女性・マーサと会い足を洗う覚悟を幾度となくしていくのだが…

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写真引用元

 

 


実在した伝説のドラッグ・ディーラー“ジョージ・ユング氏”


BLOWはコカインの俗語。コカイン(通称・ブロウ)

この映画は1970年代に伝説のドラッグ・ディーラーとして実在した“ジョージ・ユングの半生を実話化して描いている。“自由を得るために、人生を抵当に入れてしまった。”こう語るジョージ氏は、自分の理想の家族を築くために裏社会に飛びこんで成功を収めたが、友人の裏切り、家族との別離、逮捕など、波乱に満ちた人生を歩んでいくのだが..

 

ジョニー・デップはこの映画を製作するにあたって役になりきる為に、刑務所にいるジョージ本人に面会しに行った。そして、完成された映画を見たジョージ・ユングは「俺の声や行動、身のこなしといい、恐ろしく似ていた“俺そのもの”」だったと語ります。

 

“アメリカにコカインを広めた男”と語り継がれるジョージ氏は2014年に出所をし、BLOWの続編に取り組んでいると言う。

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この着こなしが気になる…!!


“ヒッピースタイル”

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ヒッピーファッションを代表するアイテムと言えば、鮮やかな色を使ったニットやシャツが挙げられます。上の写真では、“タイダイ柄”のような色鮮やかなシャツをボルドーのジレ、パンツのセットアップで色を引き締め、シャツだけが目立たないようコーディネートしています。どちらも派手なアイテムや着こなしではありますが、ジョニーディップの金髪で長髪のスタイルにはマッチした格好良い着こなし。

 

※タイダイとは..由来は東南アジアやインド発祥の絞り染めの柄の事を指します。布を糸などで縛って、その部分だけは染料が滲み込まないようにし、染めたい色の染料に浸すして出来上がる手法。仕上がりはまるで、打ち上げ花火のように鮮やかでまだらになっています。

 

“ワントーン・コーディネート(ミリタリーファッション)”

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リアルな着こなしでは無いながら、ワントーンで統一された着こなしが、とても格好良いシーン。男臭い雰囲気でプリーツポケットが入ったミリタリーテイスト(サファリジャケット風)のブルゾンやモックネック(ハイネック)Tシャツなど、今のトレンドにも通ずるアイテムが登場しています。当時はこういったスタイルにはインナーに柄シャツなどを持ってきて合わせたりもしていました。また、写真では分からないですが、当時のヒッピースタイルの特徴だった、パンツの裾がフレアになっている今とは違うディティールです。アイテムは近いものの、70年代と今で着こなし方が全然違うのも面白いですね。

 

“シャツは襟出し”

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今シーズン注目度されている開襟(オープンカラー)シャツ。BLOWで使われているのは、開襟シャツではないが、襟を出すスタイルなど雰囲気が今と近いのが見て分かります。当時のシャツは襟も大きく、タイドアップしない場合は収まりがあまり良くない為、襟を出してリゾート風な着こなしが特徴的です。また、レトロな雰囲気を醸し出すプリント柄も今期のトレンドアイテムです。

 

“ティアドロップ”

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男の定番のサングラスであるティアドロップ。元々、パイロットが操縦中に強い太陽光線から守る為にボシュロム社(後にレイバンが誕生する会社)に依頼をして作られたと言われおり、その歴史は約100年前に遡る。本作の中では度々、ティアドロップを掛けるシーンが見られ、ブルゾンやスーツスタイルなど幅広く合わせる事ができる。誰しもが知るブランドraybanはまさにクラシックの名品でもあり、男のロマンが詰まっている。

 

“タキシード”

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引用:

男性の礼服として、グローバルで普遍的なスタイル。 基本的には夜間、宴席で着用される物であり、女性のイブニングドレスやカクテルドレスに対応できるフォーマルウェア。男性はシンプルな着こなしに徹して、女性のドレスを引き立たせる。これこそが、タキシードの着る意義であり本質。頻繁に着るものではないですが、最もスタンダードなピーグトラペルのタキシードはいざという時の為に一着持っておきたい。

 


最後に…


いかがでしたでしょうか。時代やジャンルは違う物の、意外と現代にも通ずる着こなしやアイテムがありますよね。 同じアイテムでも、いつ、どこで、着るかによって、見え方や雰囲気がガラッと変わるのがファッションの面白い所です。私が高校生の頃に初めて見た時は、ジョニーデップの格好良さに、長髪と時代に逆行するヒッピースタイルに憧れ、真似したものです。笑

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