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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「グレートビューティー 追憶のローマ」

服に興味を持ち始めた高校生の頃から、私は映画が好きでした。というよりは、元々映画が好きだったのですが、服に興味を持ち始めてから、更に映画に興味を持ち、好きになりました。以前も話した通り映画って何回も見る事によって、前回見た時には気付かなかった発見が多くあります。勿論、内容やセリフもありますが、私は「この時代の服装はこういう特徴があるんだ」「このブランドが衣装提供しているんだ」「この俳優さんの着こなし格好良いな」など気になってしまうのは、やはり服になってしますのですが(笑)

そんな、今回は「グレートビューティー 追憶のローマ」をご紹介させて頂きます。

 


あらすじ


65歳になる作家兼ジャーナリストのジェップ・ガルバリデッラ(トニ・セルヴィッロ)は、40年前に書いた小説で成功を手に入れ、それきり小説は書かず俗物的な日々を送っている。若さに満ちあふれ、発想力豊かで、派手な生活を楽しむジェップは毎晩のようにパーティーへ顔を出し、ローマのセレブ界でも有名人だった。しかしジェップの内心では仲間たちの空虚な乱痴気騒ぎに飽き飽きしていました。ある日、彼の元に初恋の女性の訃報を知らされます。この初恋の女性、エリーザ以上に愛せる女性は現れず独身を貫いていたが、エリーザは生涯ジェップのことだけを愛していたと聞かされ、ジェップは長い間中断していた作家活動を再開しようと決意します。すべてを得ながらも、埋められない孤独と虚しさを抱えた美の探究者が、人生の旅の黄昏に追い求め、悟った境地とは…。

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華麗な映像美に酔いしれる


この映画の特徴は何と言っても、綺麗な映像美。冒頭から感じるそれはまるで芸術的で“アート作品”を見ているかのよう。

映像、音楽それらが創り出す世界がすべて虚飾と虚構に包まれていて、闇夜に光る街の灯と、太陽の眩い光を積極的に取り入れるカメラワーク。なんだか昔の古き良きイタリア映画には見られないようなシーンが沢山あります。この何から何まで息をのむほど美しく、ローマの魅力が詰まっている作品は、一瞬たりとも目が離せません。

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衣装提供は“Cesare Attolini(チェザレ・アットリーニ)”


気になる主人公ジェップが着こなす衣装は、イタリア“ナポリ”の最高峰サルト「Cesare Attolini(チェザレ・アットリーニ)」が提供をしております。

アットリーニといえば…ナポリの名テーラー「ロンドンハウス」でサルトとして活躍し、伝説とも語り継がれているヴィンツェンツォ氏を父に持つチェザレ氏。その父が生み出したカッティングテクニックなどの技術や、「袖付けは高く、マニカカミーチャやバルカポケット」などナポリスーツの伝統的なディテールを継承しつつ、そのグラマラスなフォルムと、美しいドレープから作られる構築的で男性らいシルエットは世の男性の憧れでもあり、その最高の着心地は、世界でも人気の高いサルトリアブランドの1つ。

 

“大胆な色使い”な着こなしが気になる”

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同じコーディネートを着回すシーンは一度も無く、赤や黄色、白といった大胆な色のジャケットを着こなす姿はついつい見惚れてしまいます。一見派手な印象を持つコーディネートですが、これには着こなすポイントがあり、シャツやパンツは白を使い、徹底してシンプルなコーディネートにして、ジャケットを引き立たせている事です。また、年を重ねたジェップだからこそ、似合うコーディネートなのかもしれません。これを着こなすには、私にはまだまだ年齢も経験も足りませんね。

 


最後に…


「ヨーロッパ映画賞 作品賞」「ゴールデングラブ賞 外国語映画賞」「ヨーロッパ映画賞 男優賞」「ヨーロッパ映画賞 監督賞」「アカデミー外国語映画賞」…など数々の映画賞を総なめにした作品は伊達ではなく、内容もさる事ながら、ローマの美しい歴史的街並み、ファッション、音楽、と全てが美しく描かれている作品だと思います。

「人生には望まない行為に費やす時間はない。」「人生は生から死への旅である。」作品の中で出てきた、この言葉が私の心に響き忘れられません。この映画は一回見ただけでは何だか内容が分からなかったという人が多いのも事実。是非、内容や映像、衣装など全てにおいて注目して2回、3回と繰り返して見て頂きたい作品です。それでは、次回の「私が心を揺さぶられた映画」もお楽しみにお待ちください。

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