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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

人間が幸福と感じる時はどんな時だろうか。金持ちになって、良い車に時計を身につける事?いやいや、お金がなくても好きな人と一緒にいられるなら幸せ?それとも好きな仕事をしている事?多種多様な幸福を肯定する今の世の中だが、今回ご紹介する映画は純粋に人間の欲に従って、幸福を求め、手に入れた姿を表しているのかもしれない。特に、男なら誰しもが憧れるであろう「金に女に権力…」自分の腕一つで成り上がり、欲しい物を全て手に入れた男の生き様を描いた映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を今回はご紹介させて下さい。

 


あらすじ


時代は1980年代、22歳の主人公“ジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)”は、学歴もコネも経験もない状態で、ウォール街の投資銀行へ飛び込む。ブローカーとして初仕事の日が株価大暴落の“ブラック・マンデー”という最悪の日で一気にどん底を味わう。26歳にして廃墟同然のガレージで証券会社を設立し、誰にも負けない野心と、誰も思いつかない斬新な発想と巧みな話術で、瞬く間にウォール街のスターダムへと成り上がっていく。年収4900万ドル(49億円)を稼ぐようになったジョーダンは、酒とドラッグとセックスに溺れ、常識外れな金遣いの粗さで世間を驚かせる。その勢いは誰にも止めることが出来ず、全てを手に入れ「ウォール街のウルフ」と呼ばれるようになったジョーダンだったが、果たして、彼のたどり着く先は…。

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写真引用元

 

 


衣装提供は“Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)”と“GUCCI(グッチ)”‼︎


この映画の見所は、ストーリーだけではない。スーツには“Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)”、シューズには“GUCCI(グッチ)”など名だたるハイブランドに衣装提供をして頂いており、ディカプリオが華麗に着こなす姿にも注目して頂きたい。

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1993年頃をイメージして作られた「ジョルジオ・アルマーニ」に身をつつんだレオナルド・ディカプリオ。その当時は「パワードレッシング」の時代で、本作での衣装は予想を超えるスケールで圧倒的パワーを放っている。メンズファッション業界に大きな影響を与えた、ジョルジオ・アルマーニのアーカイブを見ている感覚だ。

 

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GUCCIを代表する“ホースビットローファー”。はじめて登場した1950年代から、今も変わらず人気のGUCCIの代表的なモチーフの一つ。ローファーに限らず、ジュエリーに用いられる事も多く、サドルステッチが施されているデザインは、乗馬の世界から着想を得たもので、その背景には当時のフィレンツェの貴族社会における潮流が反映されている。

 

「衣装デザイナーは“Sandy Powell(サンディ・パウエル)氏”」

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この映画では本作品の監督である“Martin Scorsese(マーティン・スコセッシ)氏”と何度もタッグを組んでいる“サンディ・パウエル氏”が衣装デザイナーとして携わっている。近年では、映画「シンデレラ」でもデザイナーを務めている。

 

Sandy Powell(サンディ・パウエル)氏とは…

1960年イギリス・ロンドン生まれの衣装デザイナー。ロンドンで舞台デザインを学び、現在は主に映画の衣装デザイナーとして活躍。マーティン・スコセッシ、ニール・ジョーダン、トッド・ヘインズ監督との仕事が多い事で知られおり、過去にアカデミー賞衣装デザイン賞には10回候補に挙がり、その内の「恋に落ちたシェイクスピア」、「アビエイター」、「ヴィクトリア女王世紀の愛」の作品で3回受賞している映画衣装のトップデザイナー。

 


とにかく酒!女!金!薬!のクレイジーさ全開!!


この映画の評価は賛否両論と分かれているが、その理由は「酒まみれ、女まみれ、金まみれ、薬まみれ」のシーンが度々登場している事だろう。快楽に溺れる主人公を描いており、やりたい放題で、クレイジー。人間的には下衆の極みな訳だが、その一方でどこか惹かれてしまうような、男のロマンが詰まった映画な気がする。社員を鼓舞する迫真の演技や、交渉、演説、リーダーシップ。ビジネスにおいて的を得た内容や、奮い立たせるようなシーンにも目が離せない。

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この着こなしが気になる…!!


“ダブルのスーツ”

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上記でもご紹介したが、本作品での衣装はジョルジオ・アルマーニが提供している。ダブルのジャケットは、ゆったりとしたシルエットに、幅広めの肩パットを入れて、逆三角形に見えるようなシルエットが特徴的。更には、ゴージラインも低くて、ラペル幅は広いなど。忠実にその当時のディティールや雰囲気を再現しているのが分かる。グレーのグレンチェック柄にペーンの色に合わせて、シャツはピンクを合わせるなど、今の時代でも参考にしたい色合わせだ。

 

“ヴィンテージ調のネクタイ”

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変則的な小紋柄やペイズリー柄など、ヴィンテージ感漂うネクタイ。共に、赤をベースとしたネクタイを締めているが、これには理由がある。赤のネクタイは「権力や威厳を示す」ような意味があり、アグレッシブで力強い印象になる。証券マンや社長という立場柄、マッチする色合いだろう。

 

“オープンカラーシャツ”

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近年、一躍注目を浴びたオープンカラーシャツ。第一ボタンは閉めないディテールになっている為、開放的で爽やかな印象がプラスされるのが特徴。ジャケットのピンク×シャツのブルーでリゾート感漂う軽めのスタイリングに。オープンカラーシャツをジャケットに合わせる時は、必ず襟は外に出す事を忘れないように。

 

“タックイン”

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衣装提供しているのは、ARMANIやGUCCIだけではなかった。この写真で着ているスキッパーシャツはRalph Lauren(ラルフローレン)の物だ。プリーツ入りのコットンパンツをタックインして着こなす姿は、近年のトレンドに近い着こなし方である。写真では見えないが、足元はGUCCIの白のホースビットローファーでシンプルながらもラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。

 


最後に…


最後にお伝えしておきたいが、この映画は実在した人物に基づいて作られた作品となっている。株のブローカーとしてアメリカの株式市場でのし上がった、実在の人物「ジョーダン・ベルフォート」は欲望に忠実であり、欲しいものはなんでも手に入れる。過激な性描写が多いが、金が金を生み出す狂騒的な金融の世界をよりリアリティに感じる事ができた。ディカプリオの渾身の演技力と「欲を売り、夢を金に換えた」波乱万丈の仰天人生劇を、是非一度ご覧あれ。

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