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私が着こなしの参考にしたお洒落な映画「アメリカン・ジゴロ」

メンズファッションシーンにおいて、多大なる影響を与えたと言われる「GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)」。このGIORGIO ARMANIがブレークしたきっかけとなった映画をご存知でしょうか?

若かりし頃の駆け出しだったリチャード・ギアが主演を務めた映画「アメリカン・ジゴロ」です。その当時、1980年頃のGIORGIO ARMANIは無名といっても良い程、知名度も低く、あまり知られていないブランドでした。それでは何故この映画で、アルマーニが一躍世界的に有名になったのでしょうか。その答えが、作品中でGIORGIO ARMANIを身に纏ったリチャード・ギアの着こなしに隠されていました。本日は、そのGIORGIO ARMANIの原点でもある映画「アメリカン・ジゴロ」をご紹介させて下さい。

 


あらすじ


主人公ジゴロ・ジュアリアン(リチャード・ギア)は完璧な身のこなしと不思議なムードをもち、ビバリーヒルズの金持ち婦人を相手に稼ぎまくっていた。彼は甘いマスクとセックス・テクニックでその筋ではNo.1の売れっ子。そんなある日、院議員婦人に出会い、忘れかけていた真実の愛に目覚め始めるのだが、彼の客の一人が何者かによって殺害され、彼に犯人としての疑いの目が向けらてしまう…

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写真引用元

 


衣装提供は「GIORGIO ARMANI」


冒頭でもお伝えした通り、この映画でリチャード・ギアが身に纏った衣装は、全てGIRGIO ARMANIが手掛けている。また、このアメリカン・ジゴロを皮切りに「アンタッチャブル」や「ダークナイト」、「ストリート・オブ・ザ・ファイヤー」、「グッドフェローズ」、「悪の法則」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」など数多くの映画衣装に携わり、GIORGIO ARMANI自身もファッションデザイナーになっていなかったら映画監督になっていたと公言するほど映画への思いが強い。

GIPRGIO ARMANIとは…「モード界の帝王」の異名を持つイタリアを代表するファッションデザイナーの一人。1980年代前半、ミラノを基盤にコレクションを展開する「Gianfranco Ferre(ジャンフランコ・フェッレ)、Gianni Versace(ジャンニ・ヴェルサーチ)」と共に『ミラノの3G』と呼ばれていたファッション業界の重鎮。現在は、アパレルだけでなく、インテリアやレストラン、ホテル、コスメティックなどライフスタイル全ての分野で事業を広げている。

giorgio armani

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この着こなしが気になる…


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日本でアルマーニが有名になった、1980年代後半のバブル絶頂期は、ダボっとしたシルエットが印象的でしたが、アメリカンジゴロを見ると80年代前半(70年代後半)にかけては細身のシルエットを主流とし展開していた事が分かります。着こなし自体も、ジャケットとパンツで色のメリハリをしっかりとつけていますが、ジャケットに合わせて、シューズ、ベルトとベージュで色を合わせることで統一感が生まれています。

 

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ゴージ位置が低く、ラペル幅も小さめとやはりモードの印象が漂うジャケット。ファッションにおいて大切なのはバランス感覚。このジャケットのディティールに合わせて、シャツの襟も小ぶりなものをチョイス。サックスブルーのシャツにレッドのナロータイで完璧と言わんばかりのコーディネートです。また、見て分かる仕立ての良さと柔らかさこそ、アルマーニが一躍有名になった秘訣とも言えるでしょう。

 

tailorable

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スーツにラップコートを着こなすリチャード・ギア。手に持ったタバコと相まって、何とも男らしくセクシーな色気が漂うコーディネート。このラップコートは近年注目を集めているアイテムの一つでもあり、チェスターコートとは違う色気やこなれ感が男心を擽る。そもそも、ラップコートとはどのようなコートを指すのか。

ラップコート…ダブルのコートでボタンがなく、バックルなどの留め具を使わずに、ベルトで結んで使用するタイプのコート。よくタイロッケンコートと比較をされますが、タイロッケンコートは、バックルなどの留め具を使って、ベルトを締めるタイプとちゃんとした違いがあります。

また、PITTI UOMOでもラップコートを着こなす人達が急増中。

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リチャード・ギア同様、ラップコートにタイドアップしたスタイル。コートのツイーディな素材に対して、ネクタイやスウェードのシューズでテイストを合わせつつ、ホワイトパンツで上手く抜け感を作っている。

 

wrap coat

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ラップコートはタートルネックなどのニットとも相性が抜群に良いのが特徴。ベルトを巻いてリラックスしたこなれ感とニットの柔らかい表情が絶妙にマッチします。このコーディネートも全体的にグラデーションで纏めた色味が非常に格好良い。

 

余談になりますが、劇中でリチャード・ギアが運転する車「メルセデス・ベンツ450SL」がまたなんとも格好良い。特に冒頭で、ブロンディの「コール・ミー」をバックに疾走するシーンは、当時の憧れでもあっとという。

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最後に…


いかがでしたでしょうか。このアメリカン・ジゴロはメンズファッションを語る上で欠かす事が出来ない映画とも言われている作品の一つでもあります。まだ、見た事ない方は是非ご覧になってみて下さい。スタイリッシュにアルマーニを着こなすリチャード・ギアはいつどの時代に見ても普遍的で痺れる格好良さです。

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