saul Leiter

カラー写真のパイオニア“ソール・ライター”が遺した写真展

最近、絵や写真を見て感動することはありましたか?私は先日、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで展覧会を開催している「ソール・ライター展」に行ってきました。 カラー写真、モノクロ写真、絵画とそれぞれ見るもの1つ1つが、美しく、記憶に残るような、素晴らしい写真でした。その感動を伝えるべく、今回は、「ソール・ライター」氏について、写真展から映画の作品をお伝えしたいと思います。

 

ソール・ライターとは?


写真引用元

1923年アメリカ、ピッツバーグ生まれ。12歳の頃に母親にカメラを買って貰ったことがきっかけで、本格的に写真を撮り始めたのは、10年後の23歳のときでした。すると徐々に才能が開花し、雑誌“ライフ誌”に掲載されたり、“ニューヨーク近代美術館”や“東京・近代美術館”に作品が選ばれました。ソール・ライター氏が30歳頃の頃(1950年代)にかけてニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍し、当時は「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙も飾っていました。しかしながら、1980年代に商業写真から退き、世間から姿を消しました。この写真集が大きなセンセーションとなり、展覧会開催や書籍出版、2012年にはドキュメンタリー映画の公開にも至りました。

 

ソール・ライター氏の作品と言葉


写真引用元

ー雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い

 

 

写真引用元

ー見るものすべてが写真になる

 

 

写真引用元

ー写真からの贈り物は、日常で見逃されている美を時折提示することだ。

 

 

写真引用元

私が写真を撮るのは自宅の周囲だ。神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ

 

 

写真引用元

ー重要なのは、どこである、何である、ではなく、どのように見るかということだ。

 

 

写真引用元

ー人間の背中は正面より多くのものを私に語ってくれる。

映画「急がない人生で見つけた13のこと」


写真引用元

ソール・ライター氏が人生観を語るドキュメンタリー映画。この映画は、知らない人からしたら、つまらない。というかもしれません。アクションのような派手な演出がある訳ではなく、コメディのような笑いがある訳でもなく、ラブストーリーのような胸躍らせるようなシーンもございません。「急がない人生で見つけた13のこと」というタイトル通り、13章にわけて、自身が大切にしていることを過去から今のストーリーを交えて語る姿は、人柄を表しており、「人生で大切なのは、何を捨てるかということ」と残した言葉がとても印象的で、何か吸い込まれるような感覚を感じました。

 

最後に…


今やスマホアプリでも写真機能が発達し、加工が当たり前になったりと、非現実的な写真を見ることが多くなりました。中には、写真を撮りに遠出をし綺麗な写真を撮りに行く。というのも聞いたりします。勿論、素敵なことですが、私たちの日常の中には、気づかないだけで、美しい光景が沢山あるのだと気付かされました。ソール・ライター氏は「私たちが見るものすべてが写真になる」、という言葉を残しています。日常で見逃してしまう些細な風景の中にある「美」の存在、そして、その「美」の発見によってそれぞれが生きる姿勢を変えることもできる、ということを彼の作品は静かに示唆してくれています。是非、生で写真を見て感じてみはいかがでしょうか。

 

saul Leiter

写真引用元

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