ムートンコートのお洒落な着こなし方【メンズコーディネート】

寒い冬になると着たくなるあのアイテム。ふわふわとし肌触りで温かさも抜群。慣れてしまうと他のコートが着れなくなってしまう。なんて方もいるぐらい愛用者と中毒者が多いアイテム。そう“ムートン”です。女性では、ブーツをはじめ、コートやバッグといった様々なアイテムで使われていますが、男性ではまだお洒落なアイテムとしては浸透していないイメージがあります。そんなイメージを払拭すべく、本日はメンズのムートンコートのお洒落な着こなし方をご紹介させて下さい。

 


そもそもムートンとは…?


ムートンとは羊の毛皮のこと。羊の毛皮をそのままナメシ、毛を伸ばし、染色を施したものになり、アメリカではムートン、フランスではムートンドレ、イギリスではビーバーラム、と国によって呼び方が変わります。

特徴は、毛の間に厚い空気の層をつくり、保温性が高く抜群の暖かさが保てること。また、肌ざわりがとても軟らかく、幼児からお年寄りまで喜んで使われているのも質の良い証拠です。使うほど肌に毛がなじみ、ムートン本来の感触が気持ちよくなってきます。

 


着こなしPoint.1 インナーはシンプルにカットソーが定番‼︎


「ムートンコート×クルーネックカットソー×チェックシャツ」

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保温性が高くボリュームのあるムートンコートは、インナーをカットソーで合わせるスタイルが定番中の定番。カットソーだけでも良いですが、こちらのコーディネートのようにチェックシャツをレイヤードするとこなれ感もアップ。ここでのポイントは、シャツのボタンは閉めないこと!ちらっと覗くこのバランスが重要なのです。

 

「ムートンコート×ダメージパンツ」

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インナーとパンツはブラックを基調にモードな雰囲気も漂うこちらのコーディネート。重量感のあるコートにブラックを合わせてしまうと、重くなってしまうイメージですが、インナーはカットソー、足元はロールアップにスニーカーと抜き所を上手く作っています。また、両膝に大きく空いたダメージがアクセントとなり、大人のワイルドなスタイルに。

 

「ムートンコート×Vネックカットソー」

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ムートンコートにカットソーを合わせるのは定番というのはお伝えしたかと思います。その中でもカットソーの色は白がベター。クリーム色(ホワイト)のムートンと色がリンクし簡単に統一感を出すことが出来るのです。こちらのコーディネートは、大きく開いたVネックが大人の色気を演出し、スキンヘッドにティアドロップとちょい悪な雰囲気がイタリア人らしい着こなしです。

 

「ムートンコート×クルーネックカットソー」

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本来、男臭い無骨な印象のムートンコートですが、センタークリースの入ったスラックスを合わせると小綺麗に纏まります。カットソーはタックインをしてパンツのドレスの雰囲気に合わせつつ、白ソックスや水色のカットソーで絶妙に崩したスタイル。靴はブラウンではなく、ブラックで引き締めているというのもポイントです。

 

「ムートンコート×カットソー×パーカー」

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一番最初にご紹介したチェックシャツを挟んだコーディネイト同様、インナーをカットソーにすると他のアイテムを使ったレイヤードがしやすいのも一つの特徴。こちらは、THRASHERのカットソーにパーカーとストリートよりにテイストを合わせスタイル。この場合はタイトなシルエットより全体的にゆとりをもたせたサイズ感が正解です。

 


着こなしPoint.2 ニットで柔らかい印象をプラス‼︎


「ムートンコート×ケーブルニット」

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ムートンと聞くとブラウンが一般的で思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。こちらのネイビーのムートンはブラウンに比べ、ドレッシーで落ち着いた印象が特徴。サングラスや胸に挿したポケットチーフ、シャツの片方出し、と様々なテクニックを使っていても、ごちゃごちゃ見えないのは、色の数を2色に纏めているからです。

 

「ムートンコート×タートルネック」

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ムートン、デニム、ブーツと男臭いアイテムで纏めたこちらのコーディネイト。それでも、男臭くなり過ぎず、品良く見えるのはタートルネックを合わせているから。それもブラウンと同系色のボルドーに素材はハイゲージの薄手の物を選んでいる為、野暮ったく見えず、スッキリ見えるのです。

 

「ムートンコート×ホワイトニット」

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ファッショニスタ“デニスフリゾン氏”のムートンを使った着こなし。味が出たコテコテのムートンジャケットも、インナーにホワイトニットを持ってくるだけで、爽やかさがプラスし綺麗に纏まります。ボリュームのあるジャケットに対して、パンツは細身のシルエットを合わせるメリハリや、細く折られたロールアップなど抜け感も完璧です。

 

「ムートンコート×ボーダーニット」

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ボーダーニットに長く折られたパンツのロールアップと個性が表れているコーディネイト。それでも、コートとシューズはブラウン。ニットとパンツ、ストールはモノトーンで合わせるなど、実は基本に忠実な色合わせ。誰にでもハマるスタイルではないですが、その人の顔や雰囲気によって、合う合わないのスタイルが別れるのもファッションの面白い所です。

 


着こなしPoint.3 デニムシャツで男臭く纏める‼︎


「ムートンコート×Gジャン」

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着こなし術では毎度お馴染みのファッショニスタ“アレッサンドロ氏”。ライトブラウンのムートンは重くなりがちな秋冬には綺麗に映えるマストな色合い。柔らかい雰囲気が出るほか、ラグジュアリーな香りが漂います。着こなしも、Gジャンにヘンリーネックと程よくカジュアルダウンさせつつ、黒のパンツで引き締めるなどバランスもバッチリです。

 

「ムートンコート×デニムシャツ」

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デニムシャツほど万能なアイテムがあるのか。と思ってしまう程、個人的にも重宝しお気に入りのデニムシャツ。全身をブラウンで纏めつつ、チラッと覗くデニムシャツにネイビーのニット帽と抜け感が絶妙のコーディネイト。こんなお洒落に着こなして、バイクを乗るなんて男から見たら格好良すぎます。

 


着こなしPoint.4 ジャケットなどのドレススタイルにもハマる‼︎


「ムートンコート×チェックジャケット」

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着こなしの幅が広いのもムートンの特徴の一つ。これまでは、カットソーやシャツ、ニットとカジュアルな合わせを中心にご紹介しましたが、今回はドレススタイルに合わせた着こなし。基本色であるグレーを軸にパンツとニットは合わせつつ、ジャケットはチェック柄でアクセントを。頭髪のグレーやメガネのブラウンなどコーディネイトに馴染む色合わせをしているのも抜け目がないですね。

 

「ムートンコート×ダブルジャケット」

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ムートンコートにジャケットを合わせる際、気をつけて頂きたいのがサイズ感。ジャケットをインする為のゆとりは確保しながらも、緩すぎるとだらしなく見えてしまいます。こちらのコーディネイトは、コートに色を合わせたストールが統一感をもたらしていますが、ポイントはそれだけではありません。ロング丈のコートに合わせて、ストールも垂らすだけの巻き方で縦長効果を出しているのです。

 

「ムートンコート×タイドアップ」

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ブラウン×グリーンと色合わせは無骨な印象が漂うコーディネイト。ですが、パンツはクリースの入ったスラックスにタイドアップと着こなしにギャップを作っています。ネクタイもシルクなどのドレッシーな素材ではなく、ウールタイなどで素材をマッチさせているのが正解。また、オールバックに髭とレザーが似合う雰囲気作りも大切かもしれませんね。

 


着こなしPoint.5 迷ったらストールを使うべし‼︎


「ロング丈ムートンコート×ストール」

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ムートンに限らず、Vゾーンに迷ったらストールが最も使いやすいアイテムかもしれません。それも、同系色で合わせたストール。少しだけ色の変化を付けることを意識すれば、手っ取り早くお洒落に見せる事が出来ます。また、パンツを見るとスーツにムートンを合わせていますが、Vゾーンをストールで隠す事で違和感なく収まっています。

 

「ムートンコート×キャスケット」

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ムートンにダウンが切り返しになっているちょっと珍しいアイテム。少し癖のありそうなアイテムも、このコーディネイトのように色を絞りシンプルに徹する事で簡単に纏まります。また、差し色で合わせたボルドーのストールやキャスケット帽とポイントは作りつつ、どれか一つが浮かないようバランスの取れた控えめな主張が◎です。

 

「ムートンコート×ニット帽」

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ガウンコートにムートンと今期のトレンドアイテムを組み合わせたコーディネイト。アウターにアウターを合わせる荒技ですが、それが出来るのもムートンコートをオーバー気味のサイズ感を選んでいるから。ゆったりとした袖幅とガウンコートがニット帽ともマッチし、リラックスした雰囲気を演出しています。

 


ムートンのオススメブランド


『EMMETI(エンメティ)』

emmeti mouton

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1975年にイタリア、フィレンツェ近郊の町ヴィンチにて、ファーガーメント工房として創業したアウターブランド「EMMETI」。日本での認知度は高く、そのクオリティはお墨付き。上品な色合いであるグレージュに、しっとりとした肌触りの良い最上級のムートンレザーを贅沢に使用したこちらはラグジュアリーな雰囲気が漂います。

 

『QUATTROCCHI(クアトロッキ)』

quattrocchi

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BEAMSオリジナルブランドである「QUATTROCCI」。BEAMSの中でもInternational Gallery BEAMSのみで展開しているアイテム。様々なメゾンのOEMを手掛ける優れたイタリアのファクトリーで作られるアイテムは、トレンド感だけではなくクオリティも安心です。フライトジャケットの定番B-3は良い意味で男臭いスタイルにハマります。

 


最後に…


ムートンは今期のトレンドでもある注目素材。見てみると意外にも着こなしの幅が広く、私自身も新しい発見や真似したい着こなしが多くありました。是非、本格的な寒さが始まる前に、今期のワードローブとして買い足して見てはいかがでしょうか。

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