fabrizio oriani

ファッショニスタ“FabrizioOriani(ファブリツィオ・オリアーニ)”着こなし術


GWD(Gentlemen’s Wear Daily)/Fabrizio Oriani(ファブリツィオ・オリアーニ)


イタリアの情報発信サイト「GWD(Gentlemen’s Wear Daily)」の創始者であり編集長を務める“Fabrizio Oriani(ファブリツィオ・オリアーニ)”氏。

GWDとは…、ファッション、旅、車、時計、PITTI UOMOなどを含む展示会のトレンドなどメンズライフスタイルを豊かにする為のインスピレーションあふれる情報を発信しているサイト。

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モノトーンの着こなし‼︎


fabrizio oriani

写真引用元

ファッションにおいて、モノトーンとは切っても切れない縁である。基本的に、この無彩色である白、黒、グレーを着こなす上で大切な事は、差し色を使いすぎない事。コーディネートする際に、基本となっているのがモノトーン+一色である。そうする事により、+一色の色が映え、他が引き締まって見えるからだ。だか、究極にシンプルな事を言うと、モノトーンで収まるのが理想的である。oriani氏は、ワントーンで纏めつつインナーのジャケットにチェック柄を合わせる事で、モノトーンでも華のあるコーディネートに仕上がっている。

 

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ダブルブレストのセットアップにニットガウンのよなロングカーディガンを合わせたモノトーンスタイル。チェスタコート程重さを感じさせないコートが、白スニーカーと相まって程よくカジュアルダウンさせている。ツルッとした梳毛のスーツに対して、起毛感のあるコートで、色は合わせつつ、素材でメリハリを付けているのも流石のものだ。

 

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oriani氏がモノトーンコーデをする際の一番の特徴は、足元に必ず白スニーカーを合わせる事かもしれない。スニーカーというカジュアルなアイテムで抜け感を作り、白という雑じり気ないのない無彩色で、軽さを出しているのだ。またあえて、ロールアップを多めに取りシューズとの間隔を開けるなど、軽さを出す秘訣が隠されている。

 

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ツイード調でネップ感のあるコートを軸に組んだコーディネート。ハットやストール、眼鏡などを全て統一する事によって、コートの柄が引き立ち存在感を放っている。こういった癖や特徴のあるアイテム程、モノトーンで纏めるとシックに決まるのだ。今期のトレンドカラーでもあるグレーなので、是非参考にして頂きたい。

 


センス抜群の色彩感覚‼︎


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モノトーンでシックに纏めるのが得意かと思いきや、派手色などを使い色を巧みに操るoriani氏。ブラウンのチェックジャケットに、ペーンの色を拾いながらも、大胆にイエローのニットを合わせたコーディネート。ニットだけが派手に浮かないよう、ハットや眼鏡など小物を含め、全体的にブラウンで統一する事で上手く馴染ませている。また、ストールを垂らすだけでも縦長効果が期待できるので参考にしたい技だ。

 

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オレンジのコートが目を引くコーディネート。インナーのジャケットやシャツは濃い色を合わせて地味目に合わせており、コートをより引き立たせるよう工夫しているのが分かる。また、パンツまでも濃い色で合わせてしまうと、差し色のオレンジがあまり活きてこないが、ホワイトパンツを合わせる事で、スッキリと軽い印象に仕上げている。

 

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大胆にもパープルを主役にしたコーディネート。コートもレッド×パープルの配色で沢山色を使ったコーディネートに見えるが、実は「レッド、パープル(ネイビー)、ホワイト」の三色で纏まっている。色を使い過ぎない事は勿論だが、派手色を使う場合、時にはクドイかなと思うぐらいでコーディネートした方が、案外良かったりする。それにしても、ハットのリボンまでパープルで合わせるとは恐るべしoriani氏。

 


難易度の高い柄物だってお手の物‼︎


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数シーズン前に展開していたLARDINIのレッドストライプのジャケット。日本でも同じ配色で展開していたので、見覚えのある方もいるだろう。このような派手柄には、他に柄物は使わずシンプルに徹するのが一番。ホワイトのパンツとシャツで、引き算のコーディネートだ。

 

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アフリカンテイストのLARDINIのジャケット。チェックでもストライプでもなく、どうやって合わせようと考えてしまうかもしれないが、他の柄物と着こなすポイントは変わらない。ジャケットに入っている色を拾えば良いのだ。何にでも合う白シャツより、アフリカンテイストにマッチしたデニムオンデニムで男らしいコーディネートが完成している。

 

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レッド×グリーンの配色のジャケットはTAGLIATOREのもの。上記のストライプのジャケットの際にもご説明下が、こちらもホワイトのパンツとシャツで限りなくシンプルに纏めているのが特徴だ。シューズはジャケットの色に合わせ、グリーンを使用しているが、これがレッドベースの配色であればレッドの方がマッチするだろう。色合わせをする際、ベースとなる色は何なのかを、まずは見極めなければならない。

 

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カントリーテイストのチェック柄のスーツに対して、グリーンのツイードコートで英国的な雰囲気を醸し出すスタイリング。これも「グリーン、ブラウン、ブラック(グレー)」の三色で纏まっており、派手に見えるが実はセオリー通りのコーディネートとなっている。ジャケットの色とコートの色をリンクさせて、色を被せる着こなしがなんともoriani氏らしい。

 


スーツの着こなしはコンサバよりカジュアル派⁉︎


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oriani氏の着こなしの特徴として、スーツはベーシックでコンサバな着こなしというよりかは、どこかカジュアルに落とし込んだ着こなしをを好む傾向がある。こちらの写真を見ての通り、一見グレー無地のベーシックなスーツを着ているが、合わせ方が他の人とは違う。極太のレッドストライプシャツをワイルドにノーネクタイで合わせたスタイリング。このぐらいシャツにインパクトがあるのであれば、タイドアップなど難しい事はせず、ノータイでスッキリさせた方が良いだろう。

 

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ドットというカジュアルなイメージが強い柄を用いたスーツを、あえてカットソーなどで着崩すのではなくタイドアップしたスタイリング。Vゾーンは柄の大きさが近いネクタイを合わせているが、色のコントラストをしっかりとつける事でメリハリをつけている。赤のハット帽もそうだが、左右で色と柄が違うエスパドリーユを合わせるなど、遊び心も忘れていない。

 

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近年の春夏のトレンドもある、鮮やかなブルー。ジャケットのディティールも3パッチと単品でも使いやすく、カジュアルなイメージが強いが、コーディネートもそのようなテイストを合わせている。ソリッドではなく、ドット柄のシャツにドット柄のネクタイと合わせて、個性が見える着こなしだ。同じ柄を喧嘩させないようコーディネートされているのも流石の一言。

 

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春夏の定番生地であるコットン素材は、着込めば着込むほど入る皺が良い味を醸し出してくれる。ネクタイはネイビーの小紋柄を合わせて、アズーロ・エ・マローネの色合わせ。ブラウンのスーツにブラウンのシューズを合わせるのはハズレはしないが、たまには黒のシューズで都会的に引き締めるのも悪くない。それにしても、自転車に乗っているだけで、サマになる姿は羨ましい…。

 


ドレススタイルだけではない‼︎振り幅の広い着こなし‼︎


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ワーク感漂うデニムオンデニムのスタイル。ハンチングにバンダナスカーフ、ブーツと男臭い印象に仕上がったコーディネートだが、何一つ違和感が無く、着せられている感じがしない。インナーのカットソーもクルーネックではなく、よりこなれ感を演出できるヘンリネックをチョイスしたり、デニムシャツの腕まくりをする際に、インナーの白も見せるなど、細かい気配りが出来たコーディネートだ。

 

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ブラウンからホワイトにかけてのグラデーションで纏めたコーディネート。ブラウン系でコーディネートを纏めると、どうしても渋く、老けたような印象になってしまうのが悩み。oriani氏のように、ニット、ストール、スニーカーなど、白を散りばめてコーディネートすると、爽やかな印象を与える事が出来る。

 

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ヤシの木がプリントされたニットにショートパンツを合わせて、リゾート感漂うリラックスした着こなし。ショートパンツもウールのスラックスに近い素材感を選ぶ事で、リッチな雰囲気を演出している。また、ショートパンツをカジュアルに見せない為には、トップスに半袖ではなく、長袖を合わせることで子供っぽい雰囲気から、大人のリラックスした雰囲気に変わるので覚えておきたい。

 

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この着こなしは、ある意味oriani氏の底知れないコーディネートの幅を感じたスタイリングでもあった。コートの着丈は短くスポーティに…、またインナーのニットはハイネックのもので首回りをスッキリと…、更にはニット帽を合わせたり…とスポーティでストリート要素を含めたコーディネートに仕上げている。ただ、ベースとなるアイテムがジャケットとスラックスのドレスアイテムな為、綺麗な印象は残しているのが流石だ。

 


パンツは9分丈が好き‼︎


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必ずしもそうとは限らないが、oriani氏はパンツの股下は短く、9分丈で合わせるのを好んでいる。そうする事により、抜け感であったり軽さというのが簡単に生まれるからだ。写真のように、パンツとシューズを黒で合わせても、肌を少し見せるだけで、スッキリとした印象になる。

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春夏では少しでも軽さを出して、スッキリとしたスタイリングにしたい所。シャツにジレ、もしくはカットソーだけなど、服装が軽装で簡略化される程、この9分丈のバランスが活きてくる。ジレのネイビー、シャツとパンツのホワイト、ポケットチーフのレッド。よく見るとトリコロールカラーで合わせているのも面白い。

 

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春夏だけ短く合わせるかと思いきや、そんな事はない。秋冬は、ロールアップをして9分丈に合わせているのだ。蝶ネクタイとバッグとソックスを赤でリンクさせて統一感を持たせる。左右でソックスの柄を揃えていない所など、イタリア人らしい遊び感覚だ。

 


トレードマークの眼鏡にも注目‼︎


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柔らかく、優しさが滲み出るような雰囲気のボストンタイプのメガネ。oriani氏は必ずと言って良いほど、他のアイテムの色と合わせてメガネを付けている。色合わせする事によって、似合わなく見えていた眼鏡が似合うように見える事があるので、是非参考にして頂きたい。

 

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知的で男らしい印象をプラスするウェリントンメガネ。ポケットチーフにまで、色をリンクさせるとは抜け目ないコーディネートだ。赤フレームの眼鏡まで似合ってしまうなら、似合わない色は無いのだろうとまで思ってしまう。

 

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ビーチにサングラスは欠かせない。ティアドロップの定番ブランドであるraybanを合わせて、ワイルドな印象に。

 


最後に…


今まで多くのファッショニスタ達をご紹介してきたが、ここまでコーディネートの振り幅が広い人がいただろうか。ドレスからカジュアル、色合わせに柄物、更には眼鏡に帽子…。どんなアイテムや色でもお洒落に着こなしてしまうセンスは唯一無二だ。その計り知れないoriani氏の着こなしにこれからも注目していきたい。

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