fabio attanasio

ファッショニスタ“Fabio Attanasio(ファビオ・アタナシオ)”着こなし術


The Bespoke Dudes / Fabio Attanasio(ファビオ・アタナシオ)


イタリア・ナポリに生まれ、ブログ「The Bespoke Dudes」の主宰者を務めるジャーナリスト“Fabrip Attanasio(ファビオ・アタナシオ)氏。

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正統派のクラシックスーツスタイル


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写真引用元

やや明るめのネイビースーツに対して、白シャツとネイビーのネクタイでトーンを揃えたシンプルなコーディネート。このシンプルに徹した着こなしだからこそ、胸ポケットに挿したオレンジのチーフが挿し色として効果的に映えている。また、ネイビースーツのバリエーションを増やすなら、こういったワントーン明るいネイビーを選ぶのもオススメだ。

 

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スーツ、シャツ、ネクタイと全てソリッド(無地)の物で揃えたコーディネート。3ピーススーツに、グレーのネクタイに白リネンのポケットチーフを合わせた王道のクラシックスタイル。こういった普遍的な着こなしも、足元はローファーを素足履きし、サングラスはクリアフレームを選ぶなど、ちょっとした遊びを入れるだけで古臭く感じさせない、モダンさが生まれている。

 

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近年のトレンドである、クラシック回帰に伴い英国調の柄が注目を浴びていますが、“グレンチェック”もその一つ。Vゾーンはサックスブルーのシャツにネイビーのソリッドタイを合わせて、艶のある表情に仕上げている。基本的な事だが、ジャケットの袖から少し覗かせるシャツやパンツの丈などバランスが素晴らしい。

 

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ブラウンのスーツにネイビーのネクタイをチョイスした、イタリアの代表的組み合わせのアズーロ・エ・マローネ。ネイビーやグレーに比べると、まだビジネスシーンにはあまり浸透していないブラウンのスーツだが、しっかりとタイドアップし、着こなしさえ間違わなければ、都会的な印象に仕上がる。また、見て分かる仕立ての良さは、恐らくbespokeで誂えたものがほとんどだろう。

 


カジュアルに着流すスーツの着こなし


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スーツは正統派のクラシックスタイルを好むかとかと思えば、それだけではない。夏の定番生地のソラーロは裏地に合わせてレッド系のシャツを合わせるのは、よく見かけるコーディネートだが、ファビオ氏はより鮮やかなオレンジ系のポロシャツを合わせるの事で、こなれた雰囲気と艶っぽさを醸し出している。定番の合わせ方も一捻り入れるだけで、印象がガラッと変わるものだ。

 

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またまた夏の定番“シアサッカー”生地のスーツスタイル。やはり、王道でクラシックの生地を好むのはどのスタイルでも変わらないのだろう。インナーにはネイビーのシャツを合わせて、都会的に仕上げつつ、足元にはお決まりのブラウンでイタリアらしさを忘れていない。凹凸感があり、リラックスした表情がでるシアサッカーは一歩間違えると、パジャマぽく見えてしまうので、着こなしに気を付けたい所だ。

 

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ブラウンとグリーンを混ぜたような色合いのスーツの着こなし。スーツの色が少し燻んでいる分、インナーとシューズにはコントラストが付くように、濃い色を合わせているのが、このコーディネートのミソ。また、秋冬のVゾーンに迷ったら、タートルネックを合わせると簡単にお洒落に見え、上品にも纏まるので覚えておいて頂きたい着こなしのテクニックだ。

 


ジャケパンの着こなし


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癖がありそうなグリーンのジャケットも、中間色の色味であるグレーのパンツを合わせれば、派手になり過ぎず、上手く中和してくれる。また、シャツも白シャツでベーシックに合わせても良いが、それだと味気ないコーディネートになっていただろう。ファビオ氏はデニムシャツを合わせる事で、グリーンのジャケットを最大限に活かすよう上手く調理している。

 

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上記のグリーンジャケット同様に、派手な色にはグレーのパンツが非常に効果的である。今度は、サックスブルーのシャツをノータイで色気を出しつつ、引き算に徹した着こなし。オレンジには足元もブラウン系のシューズを合わせたくなるが、あえてブラックをチョイスする事で、カントリー調ではなく、都会的に仕上げている。

 

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ブラウンのチェックジャケットにオフホワイトのパンツを合わせたコーディネート。ここで、ホワイトパンツを合わせても良いのだが、季節が春夏ぽくなり過ぎてしまうのと、若くフレッシュな印象になってしまう。写真のように、クリーム色のようなオフホワイトのパンツを選ぶ事で、コントラストを抑えた、落ち着いた大人の印象に変わる。初秋などに参考にしたい着こなしだ。

 

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これぞイタリア人らしい色気のあるコーディネート。発色が良く、ビビットに近い色合いのアイテムは合わせる色に迷ってしまうが、同系色で合わせるのが、間違いない。パンツのブルーに対して、ネイビーのジャケットとサックスブルーのシャツで、ブルートーンのグラデーションで上手く馴染ませており、足元はブラックではなく、ブラウンを選ぶ事でコントラストを付け、イタリアぽさを演出している。

 


コートの着こなし


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英国紳士のようなコートの着こなしを見せてくれたファビオ氏。柔らかさと貫禄を兼ね備えたベージュのダブルブレストのコートに、紳士の必需品のハットを合わせたコーディネート。ハットに色を合わせたストールも、アスコットタイ風に巻くことで、よりエレガントな印象に。全体的に淡いトーンで纏めつつ、グリーンのグローブで色味に変化を持たせるなど、絶妙な色使いだ。

 

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チェスターコートはビジネス用と割り切って使う人が多いが、実はオフの日にもカジュアルとしてしっかりと使えるアイテム。この写真はざっくりとしたローゲージのニットの上から、ジャケット代わりにチェスターコートを羽織ったコーディネート。ファビオ氏にしては珍しいスニーカーの合わせも、カジュアルになり過ぎないようシックな色合いのグレーをチョイスしている。

 

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イタリアのサルトリアでは必ずストックをしているほど、定番のカセンティーノ生地を使ったコート。カセンティーノとはイタリアのトスカーナ地方で14世紀頃から織られている伝統的な織物で、その特徴はなんといって、生地を毛羽立たせて毛玉のようにしたもの。毛玉というとイメージが良くないが、元は貴族階級の人達にも好まれ、生地を引っ掛けても目立ちにくいようになっている。着こなしにもこなれ感が生まれるのは言うまでもなく、ファビオ氏は、ジャケットのペーンの色に合わせたブラウンをチョイスしている。コーディネートには、こういった色を拾う事が統一感を持たせる為にも重要である。

 


上品に纏めるカジュアルスタイル


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カジュアルと言えども、上品さは崩さないのがファビオ氏流。白×ベージュはモテ色の組み合わせでもあり、品の良さがでる配色の一つ。こんなラフに見える着こなしも、ニットやストールの素材に気を使い、カシミアやシルクなどが入った物を選ぶと、文句のつけようがない。休日にリラックスする為にも、極上の素材は欠かせない。

 

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最近、巷でよく見るサファリジャケットも、こんなレッドの色をサラッと着こなせる人がいるだろうか。カットソーのタックインといい、センタークリースの入ったトラウザーズといい、ドレスのキッチリ感は残しているのは流石の一言。また、ジャケットの色だけが浮かないよう、ベージュのパンツでコントラストを付けず、馴染ませているのがこの着こなしのポインドだろう。

 

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ファビオ氏は原色や派手な色を挿し色として使うのが抜群に上手いイメージがある。この着こなしを見てもそうだが、一枚で着るには派手なオレンジのカットソーもブルゾンに合わせて見せる面積を減らせば、効果的に華やかに見せることが出来る。それも、パンツはコットンかリネンのような独特のシワが入るカジュアルな物と合わせることで、より一層こなれ感が増している。

 


リッチ感漂うリゾートスタイル


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リゾートスタイルに欠かせない“リネンシャツ”。色もサックスブルーを選んでおけばいい、まず間違いがないだろう。膝上丈のストライプのショートパンツに、足元はサンダルではなく、エスパドリーユでラフになり過ぎない合わせ方をしている。普段派手かなと思う柄もリゾート地であれば、意外とすんなり馴染むものだ。

 

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リゾート地において、マストなアイテムはリネンシャツの他、“長袖のポロシャツ”の存在を忘れてはいけない。それも、清潔感と爽やかさが簡単にプラスされる白を選ぶのがオススメだ。 派手色且つ幾何学柄のショートパンツに、エスパドリーユにも色と柄を使ったリゾートに適した少し派手目なコーディネート。それも、ポロシャツを白で合わせているからこそ、成り立つコーディネートだ。

 

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サンセットの海辺での一枚。このバックの背景に合わせたかのようにマッチする、ピンクのシャツに、ピンクのペイズリー柄のスイムウェア。どの着こなしにも通ずる事だが、コーディネートに大事なのは“TPO”。時と場所は勿論だが、会う人も考え、いかにその場所に馴染むよう着こなすかが重要である。

 


最後に…


いかなるスタイルでも決してエレガントさは忘れないファビオ氏の着こなしはいかがだっただろうか。ベーシックやクラシックという普遍的な着こなしも、色のチョイスや柄物のチョイスなど一捻り加えるだけでモダンさが生まれ、コーディネートも唯一無二になる。これからも、イタリアンクラシックを牽引するファビオ氏の着こなしに注目していきたい。

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