デニスフリゾン 着こなし RENATA

ファッショニスタ“DenisFrison(デニス・フリゾン)”着こなし術

イタリアンクラシックのみならず、ブリティッシュテーラリングのクラシックさと、アメリカンカジュアルの無骨さを併せ持ったスタイリングで唯一無二の異彩を放つファッショニスタ。その独特の着こなしと世界観で多くの人を魅了し、彼の着こなしを見る度に、いつも洋服の可能性、コーディネートの新しいひらめきを与えて貰っている気がします。今回はイタリア屈指の伊達男“Denis Frison(デニス フリゾン)”をご紹介させて頂きます。

 

Denis Frison(デニス・フリゾン)


13歳からラルフ・ローレンのコレクターでもあったデニス氏は、若くしてヘンリー・コットンズの創設者の「ステファノ・ドゥレッリ」に出会い、アシスタントとしてファッション業界に足を踏み入れました。その後、イタリア老舗のセレクトショップ“ERAL55(エラルチンクアンタチンクエ)”で経験を積んだ後、今はアメリカ「ロサンゼルス」に自身のブランド『デニス フリゾン』を構え、「ブライアン&バリー」のクリエイティブディレクターとしも活躍しています。

デニスフリゾン 着こなし RENATA

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着こなし「スーツスタイル」


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存在感を放つショールカラーのシングルのジレは自身が手掛けるオリジナルのもの。お決まりのアズーロ・エ・マローネの美しいハーモニーの着こなしは、3ピースにポロシャツを合わせてカッチリとした中でもリラックス感が漂うコーディネートに仕上げています。また、ポロシャツを合わせた軽快なスタイリングには、足元は素足履きが鉄板ですね。

 

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重厚感のあるネイビーストライプのダブルスーツもデニムシャツを合わせる事で、ドレスダウンさせて柔らかい雰囲気を演出しています。デニムシャツは、前立てのあるカジュアルなディティールですがウィングチップのコンビシューズなどで足元にもカジュアル感を出す事で見事に調理しています。また、アクセントに加えたシャツの襟を外に出すテクニックも大きさが絶妙で喧嘩しないよう纏めています。

 

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夏の定番生地であるソラーロを使用したスーツスタイル。ブラウンベースに赤の小紋柄が入ったネクタイを合わせてトーンオントーンで纏めたVゾーン。玉虫色に輝き光沢感のあるソラーロには、引き算で素材を引き立たせた着こなしがエレガントです。カラーステイを抜いたシャツで柔らかい首回りを演出したり、クリアフレームのサングラスだったりと抜き加減が抜群に上手いですね。

 

着こなし「ジャケパンスタイル」


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大柄のタータンチェックで存在感の強いジャケットに、白シャツ、白パンツとシンプルな無彩色を合わせる事で、グリーンのジャケットとオレンジのジレを綺麗に引き立たせています。また、クラッシュドで挿したポケットチーフも白で統一する事で主張を抑えて、ジャケットと上手くバランスを保っています。このようなカントリー調の着こなしには、足元はダービーシューズでカジュアル感をプラスするのがオススメです。

 

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一見シンプルなホワイト×ネイビーの爽やかなマリンテイストの着こなしですが、ジャケットに遊び心が隠されています。ラペルやボタンなど随所にタキシードに用いられるディティールに加え、ダブルブレストとカッチリとした印象のジャケットをニットポロとスニーカーで見事にカジュアルダウンさせています。ドレスアイテムにスポーティーさをプラスし、ギャップのある着こなしが堪らなく格好良いですね。

 

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クリーム掛かった生成りのジャケットに花柄のシャツを合わせてワイルドな着こなし。軸となるジャケットとパンツを馴染みやすい中間色の色で合わせているからこそ、インナーのシャツが悪目立ちして喧嘩する事なく合わさっています。また、シャツの色を拾って合わせたピンクのスニーカーが絶妙な抜け感を作り、モダンな雰囲気を作り上げていますね。

 

着こなし「コートスタイル」


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デニス氏が好む洗い掛かったヴィンテージ風のコートには、白シャツなどの綺麗目なアイテムよりデニムシャツなどのカジュアル感のあるアイテムが非常にマッチします。またネイビーを軸に組んだ色合わせも、中心となるVゾーンのネクタイで赤味の混ざったペイズリータイを合わせたり、ワントーン明るいチェック柄のジャケットを合わせる事で、上手くコントラストを付けています。

 

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カントリー感漂うブラウンのワントーンコーデ。野暮ったく見えやすいトーンですが、オレンジのジレのような明るい色をポイントで入れる事で、都会的でモダンな雰囲気に昇華しています。また、さり気なく合わせているサックスブルーのシャツが爽やかさを演出していますね。コートの肩掛けも重く見えすい色合わせを軽快に見せるコツです。

 

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春の定番、スプリングコートを用いたコーディネートもインナーにポロシャツを合わせる事で、軽さのあるリラックスした雰囲気が漂っています。デニムにポロシャツとカジュアル感の強いアイテムを合わせていますが、ジャケットを挟み、色味をネイビーのワントーンで纏める事で上品で綺麗目な印象を与えています。また、ブラウンのコンビシューズが差し色としてのアクセントだけでなく、遊び心もたらしていますね。

 

着こなし「ミリタリー&アメカジを好むカジュアルスタイル」


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デニス氏の真骨頂であるアメリカンカジュアルと、カントリーテイストを上手く合わせた着こなし。ネイティブ柄のカウチンニットにコーデュロイのパンツ、ストライプのジレ、チェックシャツと柄や素材をふんだんに使ったパターンコーデ。それでも喧嘩せずに、纏まりがあるのはベースとなるブラウンとネイビーで色のグラデーションをしている事と柄の大きさを変えているからです。

 

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ミリタリージャケットもデニス氏が好むアイテムの一つ。着こなしも白Tにベージュのチノパンと実にシンプルで男臭く纏まっています。こういった男臭いコーディネートにカーキやブラウン系だけで纏めてしまうと、野暮ったく見えてしまうので、カットソーやスニーカーなどで白を使い上手く抜け感を作ってあげるのがミソです。

 

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ヴィンテージ感漂うN-1デッキジャケットを着こなしたスタイリング。穴も開いてボロボロな感じが男心を擽り堪らなく格好良いですよね。このダメージのあるジャケットに対して、クリースの入ったコーデュロイスラックスやレザーグローブと綺麗目なアイテムを合わせる事で、ヴィンテージ感を引き立たせています。さらにニットにサングラス…たまにはこんな男臭く纏めてみたいものです。

 

愛用する小物達


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愛用の万年筆はイタリアの「モンテグラッパ」。ジョルジオ・アルマーニやヘミングウェイなど著名人の愛用者も多く、「ライティングジュエル(筆記具の宝石)」と称されてる高級万年筆。

 

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紳士に欠かせない時計はヴィンテージのPATEK PHILIPPE。その中でも、珍しいスイスの宝飾店「GUBELIN」 ダブルネームで高級感と存在感を放っている。

 

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ファッショニスタ達の間でも、愛用者の高いイタリアのアクセサリーブランド「Progetto fede(プロジェクトフェデ)」のリング。

 

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2011年、イタリア・ミラノにて設立した靴ブランド「BARBANERA(バルバネーラ)」を愛用。ヴィンテージのような風合いがデニス氏の着こなしにもマッチしている。

 

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トゥ先の竹符からヒールは玉符へと綺麗な符の出方がエレガントな印象を与えるクロコダイルのローファー。男臭いアイテムを愛用しているのも、デニス氏らしい。

 

デニスフリゾン 着こなし RENATA

旅に行く度に、ベルトを購入しているというデニス氏。その数は50本を越えるという。

 

最後に…


デニス氏の着こなしは決まったルールや合わせ方がある訳ではありません。英国やアメリカのクラシックスタイルを理解しているからこそ、オリジナルのセンスで解釈できるのです。自分の好きなテイストを理解し、いかに自分流に落とし込む。それが出来るのは幼い頃から洋服に触れ、良い服も悪い服も観てきた自分の経験でもあり、審美眼が培っているという事もあるのでしょう。いつも新しい着こなしを見せてくれるデニス氏に今後も注目していきたいと思います。

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