andrea andreoli

ファッショニスタ“AndreaAndreoli(アンドレア・アンドレオリ)”着こなし術


DREW&CO(ドリュー&コー)/ AndreaAndreoli(アンドレア・アンドレオリ)


イタリア・モデナ出身。幼少期から母親が経営するニット製造会社でニットの“いろは”を学び、イタリアの大学を卒業後、アメリカ・カルフォルニアにスポーツ留学の為移住する。LAでも大学に通いながら産業デザインなどを勉強し、同時にヴィンテージの収集や研究に没頭した。ファッションに対する情熱から、2009年にイタリアに戻りニット作りに専念。

2011年にはLARDINIのニットプログラムのデザインを手掛けるコンサルタントを務めるようになり、2013年、満を持してニットに特化した自身のブランド“DREW&CO(ドリュー&コー)”をスタートさせる。

 


ニットの魔術師!!


andrea andreoli

写真引用元

グリーンのニットジャケットに、ワントーン薄いグリーンのタートルネックを合わせて、トップスをグラデーションで纏めたコーディネート。白を合わせれば、ミリタリーのイメージから一変してクリーンで清潔感のある着こなしが出来るが、それ以外にもミリタリーぽくみせないコツがある。それは、ドレスアイテムと混ぜ合わせる事だ。ネイビーストライプのパンツは恐らく、スーツの組下を使っている。無地であれば抵抗なくパンツ単品も使いやすいが、柄物をセパレートで使うには難易度が高い。この場合、グリーンの色に負けないないよう存在感のあるストライプ柄をチョイスしのぺっとしないようバランスを取っている。

 

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赤、紺、白とトリコロールカラーで纏めたコーディネート。大柄のヘリンボーンで主張の強いジャケットは、白のパンツで上手く抜け感を作っている。また、インナーにもパイル地のスキッパーシャツを合わせる事でリラックス感を演出。小衿で素材も柔らかい分、ポロシャツの襟を外に出しても嫌味にならず、男らしい印象もプラスしている。

 

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アンドレア氏の着こなしの特徴として、色数は絞り、シンプルに纏め上げるのを好む傾向がある。ざっくりとしたニットジャケットに対してハイゲージのニットを合わせて、ニットオンニットだが、素材感に変化を付けることで野暮ったさを感じさせない。また、全体を淡いトーンで纏めているが、チラッと見せる赤のソックスでスパイスを加え、コーディネートの要である足元は濃い物を合わせて引き締めている。

 

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パイピングが施された可愛い印象のニットジャケットも、パンツをネイビーで引き締める事で、グッと男らしい雰囲気が漂うコーディネート。色数も2色に纏めてシンプルだが、間にジレを挟んだり、スカーフを垂らす事で一捻り入れているのが分かる。また、パンツはドローコードがついたイージーパンツでリラックス感を演出しているが、センタークリースの入った物をチョイスし、ダラっとなり過ぎないようにしているのもポイントだ。

 


スーツスタイル


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夏の定番“ソラーロ”生地は、光に当たる角度により玉虫色に光り独特の表情と 存在感を放つ。ソラーロに色を合わせて、シャツもレッドチェックで統一感を出し、タイドアップではなく、第3釦まで開けてイタリア人らしいワイルドで艶のあるコーディネートに仕上げている。スーツに存在感がある分、あえてポケットチーフは挿さず、シンプルに徹しているのも参考にしたいポイントだ。

 

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黒のワントーンコーデだと、どうしてもモードぽい印象が強くなってしまうが、ネイビーで統一すると、モードではなくイタリアらしい艶のある表情になる。また、ネイビーに限らずワントーンで揃える場合、どこかでメリハリを付けるのが重要にある。アンドレア氏の場合、ジャケットのゴールドボタンでアクセントを付け、インナーのカットソーや短めに合わせたパンツの丈感で軽さを出している。

 


着回し力抜群!パンツとジレの2ピーススタイル


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スーツというアイテムは、上下セットで着てこその物だと思われがちだが、素材や色などの特性を理解していると、セパレートでも十分に使う事が出来る。ブラウンのメランジ調のような表情がある3ピーススーツをジレとパンツだけ使用し、ジャケット代わりにカーディガンを羽織ったコーディネート。いかにカーディガンが自然に馴染むようにネクタイと色をリンクさせたり、ブラウンの色に合うよう同系色のボルドーを選ぶようにしている。肩肘張らずリラックスしたい時にはオススメのコーディネートだ。

 

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恐らく上記の写真と同じスーツだろうか。今度は、ニットではなく、単品のテーラードジャケットを合わせたコーディネート。クレリックシャツを合わせ、英国調の雰囲気を醸し出しつつも、全体の色味は“アズーロ・エ・マローネ”で上手くイタリアぽさを取り入れて、見事に融合させている。3ピーススーツをセットで着るだけでなく、崩した使い方が出来るのはアンドレア氏らしい遊びのスタイルなのかもしれない。手持ちのアイテムをいかに使い回せ、コーディネートの幅を広げる。これこそ、ファッションにおいてセンスが表れる所だ。

 


ジャケットスタイル


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カーキの色を着こなす際のお手本のようなコーディネート。土臭い印象が強いカーキは、ホワイトパンツを合わせる事で、清潔感のあるコーディネートに決まる。上記でご紹介したパンツとジレの2ピース使いでもそうだが、このジャケットも恐らくスーツの組上だけを単品で使ったコーディネートだろう。合わせるアイテム次第で何通りでもコーディネートを作れるアンドレア氏の着回し力は流石の一言だ。

 

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上記のコーディネートにパンツをショートパンツに変えた着回しコーディネート。フルレングスからショートパンツに変えるだけで、ガラッと雰囲気が変わりリゾートテイストのコーディネートに生まれ変わった。ショートパンツに表革のローファーを合わせると艶っぽくなりすぎてしまうが、ドレスシャツにタイドアップをしたフォーマルスタイルならマッチするだろう。ジャケットのインナーをカジュアルにするのであれば、エスパドリーユなどで軽さを出す事をオススメする。

 

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ここ最近注目を浴びているオープンカラーシャツをジャケットに合わせたスタイリング。シャツとしては扱いづらい色であるグリーンを使っているが、相性の良いブラウン系のジャケットに合わせて、自然と馴染むよう色合わせを計算している。シャツの下にインナーは着ずにワイルドに纏めても良いが、カットソーをレイヤードする事で、露出を抑えこなれ感を演出している。

 


カジュアルスタイル


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白のカーゴショーツにグレーのスウェットを合わせたコーディネート。非常にシンプルな着こなしだが、どこか他とは違う。カーゴというミリタリーテイストのアイテムも白ならクリーンに見せるの事ができ、かつ程よいゆとり感で余裕な表情が生まれる。ショートパンツに合わせる際、トップスも半袖にしてしまうと子供ぽくなり過ぎてしまうので、長袖を合わせる事が品を出すポイントだ。

 

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自身が手掛けるブランド“DREW&CO”のスタジャンを使ったコーディネート。 スタジャンと聞くと、ストリートやアメカジのイメージが強いが、アンドレア氏は首元にスカーフを巻きエレガントさをプラスし、ドレスよりに綺麗に纏めたコーディネートに仕上げた。また、パンツとシューズを同系色で合わせると、境が無くなり脚長効果も期待できるので、参考にしたいポイントだ。

 


コートスタイル


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ゴールドボタンにエポーレットなどを施したミリタリーのイメージが強いオリーブ色のダブルブレストのコートを使ったコーディネート。タートルネックも同系色のグリーンを合わせたり、バッグもネイティヴ柄のような物で雰囲気は壊さず、コートの下に羽織るスーツはネイビーをチョイスして都会的に仕上げている。足元の素足履きなど軽さを出す所と色を纏める所、全てにおいてバランスが素晴らしい。

 

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クラシックのイメージが強いダブルブレストのスーツも、ニットガウンを肩掛けする事により、適度なリラックス感とこなれ感が生まれたコーディネート。色数は紺と茶の組み合わせでイタリアぽさを出しつつ、シンプルに2色に纏める事で、色気であったり艶ぽさを演出している。、Vゾーンはタイドアップしても良いが、しない方がアウターのテイストと相まって雰囲気がより一層増すだろう。

 


最後に…


ニットの魔術師と言えば、服好きの方ならイタリアのブランド、「ミッソーニ」の創業者“オッタビオ・ミッソーニ”氏を思い浮かべる方が多いだろうが、現代におけるニットの魔術師はこの“アンドレア・アンドレオリ”氏ではないだろうか。彼が着こなすニットスタイルは見る物魅了し、新しい着こなし方や発想を生み出してくれる。これからも彼が手がけるニットコレクションと着こなしに目が離せない。

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