osaki takahiro

ファッショニスタ“大崎貴弘(リヴェラーノリヴェラーノ)”着こなし術


リヴェラーノリヴェラーノ / 大崎貴弘(OSAKI TAKAHIRO)


イタリア・フィレンツェの老舗テーラーブランド“Liverano&Liverano(リヴェラーノ・リヴェラーノ)”のショップマネージャー。元々、フィレンツェの語学学校でイタリア語を学んでいた時に、Antonio Liverano(アントニオ・リヴェラーノ)氏と出会い、「一緒に仕事をしないか」と誘いを受けたことがリヴェラーノで働くきっかけだったという。それまでは、主に古着やファッション性の高い服を着ていたという大崎氏だが、スーツの着こなし方から、どのような色をどの季節に纏うべきか、ネクタイやチーフの合わせ方などをアントニオ氏から教えて貰ったという。そして、今となってはアントニオ氏の一番弟子と言われるほどの絶大な信頼を得ており、右腕として活躍している。

liverano osaki

写真引用元

 


時代に合わせたクラシックスタイル


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クラシックと一言で表しても、時代に合わせたサイズ感や雰囲気があり、一概に全て同じとは言えない。大崎氏のスーツスタイルは普遍的でありながら、時代に合わせた現代的なクラシックと言っていいだろう。太すぎず細すぎずの絶妙なサイズ感に、Vゾーンはパターンオンパターンで捻りを加えている。また、ここで参考にしたいのがベストのボタンの掛け方です。一番上までキチンと締めて、Vゾーンをより立体的に見せる。柄違いなどのベストであれば、一番上は外して崩した雰囲気を出すのもアリだが、共地の3ピースであれば、上まで締めるのが間違いない。

 

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ダークネイビーのスーツにシルバーグレーのネクタイ。一見、なんでもない普通のコーディネートに見えるが、何か違う。リヴェラーノのスーツを纏った大崎氏は男の貫禄や色気を放ち、シンプルなスタイルでもコーディネートを引き立たせる。また、ポケットチーフも白リネンのベーシックな物をスリーピークスのようなフォーマルな挿し方で徹底した引き算コーデ。フォーマルに徹したコーディネートでは、お洒落をしたいと欲を出すのは厳禁だ。

 


巧みな色使い


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ファッションにおいて、センスが出るのは色使いではないだろうか。着こなし方やサイズ感も勿論大事だが、色合わせがその人の感性やセンスを表すと言っても過言ではない。ネイビージャケットにグレースラックスというド定番の組み合わせも、シャツ、ネクタイだけでもこんなにも差が出る。パキッとしたレッドストライプのシャツに、ネクタイはやや薄くかすれたブルー×ホワイトの組み合わせ。シャツに濃い色を持ってきた場合、同系色で纏めるのは無難だが、色味の薄いネクタイを合わせるとバランスが取れる。靴も黒やこげ茶を合わせていたら、重く感じてしまうだろう。

 

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Vゾーンをコーディネートする上で、最も手っ取り早く合わせるなら同系色で纏めるのが一番です。しかし、それでお洒落に見せるのは難易度が高い。皺が入り味が出てきたベージュのコットンスーツにニットタイとベーシックな合わせではあるが、シャツとポケットチーフで変化を出している。普通であればシャツの色を拾い、グリーン系で合わせるか、もしくは潔く白を合わせる所だが、あえてブルー系をチョイスしている。同じ薄い色同士であれば、喧嘩することもなく色で遊ぶことが出来る。

 


エレガントに見せるストール技


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これぞリヴェラーノ流といわんばかりのコーディネート。男臭いアイテムであるbarbourに鮮やかな花柄のストールを合わせて、コーディネートにギャップを作る。これに、無地のストールを合わせても、ファッショニスタとは呼べない。着こなし方も、ジャケットやクラッチバッグに明るいベージュを使い、ストールだけが浮かないよう計算されている。正直、今すぐにでも真似したいぐらい格好良い。

 

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ストール単品で見ると、柄物で色が沢山入ってて、ゴチャゴチャした印象。一見すると、使いづらいイメージになってしまうが、実は逆なんです。色が沢山入っているからこそ、その色を拾い、コーディネートする事が出来る。その際に、忘れてはいけないのが、色数を絞る事。ストールの色を拾って、沢山の色を入れてしまうと、それこそやかましいコーディネートになってしまう。あくまでも、拾う色を一つ決めて、他は徹底してシンプルにする事が鉄則だ。

 

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大崎氏は合わせるコートによって、ストールの巻き方をアレンジしているのが分かります。ボリュームがあるレザーコートに対して、ふんわりと軽く巻く“エディター巻き”で柔らかさを出しています。また、あまり見慣れないパープルのストールは相性の良いブラウンをチョイス。ストールのチェック柄、コートのキルティング、ジャケットのハウンドトゥース柄など、柄を沢山使いながらも、柄の大小を変えて、喧嘩させないよう上手くコーディネートしています。

 

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コーディネートが重くなりがちな秋冬に、華やかさを演出するリヴェラーノのストール。全身ネイビーで纏めつつ、一点首元に色を挿すだけでガラッと雰囲気が変わります。こういった鮮やかな色や柄が入ったストールは、ワンループのようにシンプルな巻き方が一番であろう。

 


注目すべきアクセサリーの使い方


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スーツにサングラスだとどうしても、イカツイような、怖い印象というのが一般的なイメージがある。ただ、それはサングラスの形の問題もあるだろう。大崎氏のような、ブロウの形やボストンのような形であれば、お洒落に取り入れる事が出来るのではないでしょうか。日差しを遮るという意味では勿論だが、掛けているだけで、雰囲気が出るような。コーディネートに物足りなさを感じたら、サングラスを掛けてみてるのもオススメ。

 

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ドレススタイルにピアス。あまり見慣れないスタイルですが、大崎氏のアイコン的なスタイルの一つ。ピアスと聞くと、チャラチャラしたような印象があるが、必ずしもそうとは限らない。逆に、ドレススタイルにあまりしている人がいないからこそ、目立つポイントでもあり、存在感を放つ事が出来る。これが、両耳につけていたり、何個も付けているようだと、カチッとしたドレススタイルにはミスマッチであろう。

 

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大崎氏が愛用しているピアスとブレスレッドは日本のブランド“HUM(ハム)”の物だ。存在感はあるのだが、決してコーディネートの嫌味にはならないシンプルな作り。ドレススタイルに合うアクセサリーとして今注目のブランドの一つ。

※HUM(ハム)とは…「職人・貞清智宏と、デザイナー・稲沼由香」が手がけるメイドインジャパンのジュエリーブランド。1点1点アトリエでハンドメイドで作られるジュエリーは、「記憶に残るジュエリー」をテーマに、品質の良さとデザインのバランスにこだわり、独自の世界観を築いている。

 


最後に…


「現代的で時代に合ったクラシック」大崎氏はこの考えのもと、リヴェラーノを表現し、お客様にも提案していると語っている。リヴェラーノを着こなす大崎氏を見て、何だがリヴェラーノの世界観に魅了されてしまった気がする。世代を問わず装えるスタイルであり、普遍的なクラシックスタイル。私もいつか大崎氏のように、リヴェラーノで身を纏ってみたい。

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