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ジレ(ベスト)のお洒落な着こなし方〜春夏編〜【メンズコーディネート】

 


そもそもジレ(ベスト)って…?


そもそもジレとは“インナーウェアとアウターウェアの間に着る「中衣」”というのが正しい意味合いで、丈の短い袖無の装飾用胴衣の事を指します。ジレ(ベスト)の原型となったのは、ヨーロッパにて15世紀後半頃から着用され、17世紀の半ば頃まで男性用の上着として多く着用されていた“タブレット”と呼ばれる物になり、国や時代によって形が変化していきました。

 

『ベストには様々な呼び名がある!?』

実は世界各国でベストの呼び方が変わっているのはご存知でしょうか。

英語のウエストコート(Waistcoat)、米語のベスト(Vest)、フランス語のジッレ(Gille)イタリア語でジッレ(Gile)、パンチオット(Panciotto)、日本語のチョッキなど。国によって呼び名が違うが、基本的な意味は全て同じである。ちなみにアメリカ英語におけるvestは袖のない衣服全体を指し「シャツの下に着る肌着/タンクトップ」という意味にも使われる。

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写真引用元

 


3ピーススタイル


“ブラウンコットン3ピーススーツ”

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ベストをコーディネートに取り入れる上で、最も手っ取り早く取り入れられるのが、ジャケット、パンツを共地で合わせた3ピーススタイルだ。コットン素材のカジュアルなスーツで、大体の方であればソックスは履かず軽さを出すようにするだろう。しかし、アレッサンドロ氏はあえて、ブラウンと相性の良い赤のホーズソックスを履いて色のアクセントをつけている。それも白シャツにポケットチーフ挿さないシンプルな装いの為、より効果的に際立っている。

 

“グリーンコットン3ピーススーツ”

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GabrielePasiniの3ピーススーツを纏ったこちらのコーディネート。フォーマルな印象が強い3ピーススーツをカットソーでカジュアルに着崩すのはまさにこのブランドらしいコーディネートだ。存在感のあるオリーブ色ですが、カットソーとスニーカーは白で統一し、色数を2色に纏めています。一織りしたジャケットの袖口と踝上までロールアップをしたパンツなどバランスの取り方がとても上手い。

 


セットアップで合わせる


“ベージュセットアップ×ホワイトパンツ”

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パンツはあえて違うものを選択し、ジャケットとジレの2ピーススタイル。春夏らしいベージュ×ホワイトの組み合わせで、清潔感とリッチ感が漂うコーディネート。ダブルのジャケットは普通に着るのではなく、あえて肩がけをしてこなれ感を演出。足元のローファーはメリハリをつける為に、ダークブラウンをチョイス。

 

“ブラウンセットアップ×ネイビーパンツ”

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写真引用元引

梳毛のウールなどでは無く、コットンやリネン素材になると、それぞれをセパレートで使いやすくなるのがメリットの一つ。プリントTシャツを合わせて、よりカジュアルに着崩したスタイルだが、腕捲りやカットソーの裾出しなどラフに見せる全体の統一感が素晴らしい。これで、タックインをしてしまうと、キレイめに見えすぎてしまうだろう。

 


スーツに合わせる


“ベージュスーツ×迷彩ジレ”

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ベージュのソラーロスーツにベストは大柄の迷彩柄を挟み、目を奪われるような大胆で格好良いコーディネート。このコーディネートではジャケットの存在がキモになっており、良い意味で、ベストの存在感を上手く隠している。派手なアイテムを合わせる時は、見せる分量を減らし、チョイ見せやワンポイントで見せるのがポイントになる。また、写真のようにシャツやポケットチーフは白で合わせる等、他をシンプルに徹することを忘れてはならない。

 

“幾何学柄スーツ×ショールカラージレ”

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3ピースと言えば、この人GabrielePasini氏だ。意図的に、ベストは異なる柄を合わせて完成される3ピーススタイルは彼のコーディネートの真骨頂だろう。全体をモノトーンで纏めつつ、差し色でグリーンのニットを腰巻きしてアクセントをつける。スーツ、ベスト、カットソー、ニットと全て柄物を合わせているが、不思議と成り立つコーディネート。こういった癖のあるコーディネートを着こなすには、着る人のキャラクターというのも必要なのかもしれない。

 


ジャケット×ベスト(ジレ)スタイル


“ブラウンジャケット×ベージュジレ”

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ダブルジャケットにベストを挟むのは、意外と難易度が高いコーディネート。それもそのはず、ジャケットのボタンを閉めてしまうと、ベストが見えなくなってしまう可能性が高いからだ。それぞれコーディネートによって意味が異なってくるが、ジャケパンで合わせるのであれば、ボタンを閉めた時に、Vゾーンで少しベストが除く程度がバランスが良い。もしくは、写真のようにボタンを開けた時でもダボっとせず、綺麗に収まるのが理想的だ。サイズ感といい、全体の色味、差し色のミラーサングラスなどお手本にしたいコーディネート。

 

“ネイビージャケット×オレンジチェックジレ”

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ネイビージャケットにデニムシャツ、ホワイトパンツと夏の鉄板のコーディネートの中に、オレンジチェックのベストを挟んで、一捻り入れたコーディネート。ホワイトパンツから淡いトーンで繋がりを持たせつつ、色が浮かないようネイビージャケットで色を引き締める。淡い(薄い)色を使う時には、全体のトーンを合わせるか、ハッキリと濃い色を持ってくることでバランスが取れます。

 


シャツ×ベスト(ジレ)スタイル


“ネイビージレ×タイドアップ”

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タイドアップをしながら、清涼感を感じるこちらのコーディネート。リジットデニムに同じトーンのベストを合わせつつも、ネクタイの色味を薄くし、ホワイトからネイビーにかけてのグラデーションで上手く纏めている。懐中時計を使ったチェーンや、パナマハットなどクラシカルなアイテムを使用しつつ、ベストにポケットチーフを挿すなどして遊び技と絶妙にマッチさせている。

 

“ベージュジレ×ホワイトシャツ”

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ダブルの襟付きベストという少し、変わったディテールのベストだが、コーディネートは実にシンプルに纏まっている。誰しもが持っているであろう、白シャツにブルーデニムを合わせているが、こういったシンプルなコーディネート程、小物一つで差が出るものだ。ベストのボタンホールに掛けたサングラスや、少し短めで合わせたパンツの丈感など実は緻密に計算されている。色の使い方や、使用するアイテムなどリアリティがあって、真似しやすいコーディネートの一つ。

 

“ホワイトストライプ×ホワイトシャツ”

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白と言えば、清潔感や爽やかさを演出する夏には欠かせない色。シャツとベストは同じ白で合わせつつも、無地×ストライプ柄でメリハリをつけているのが分かります。同じ色を重ねる場合は、素材感や柄を変えるなどをしてアイテムが同化しないよう気をつけなければなりません。また、ジャケットは羽織らずともグレースラックスを合わせて品のあるスタイルに格上げしています。

 


カットソー×ベスト(ジレ)スタイル


“ネイビージレ×Vネックカットソー”

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男らしいやや深めのVネックカットソーに、ベージュのコットンパンツを合わせたスタイル。あえてボタンは閉めずにラフに羽織るだけですが、このコーディネートでベストがあるのと無いのでは雰囲気が大分違うだろう。カットソーは微妙にタックインをしてリングベルトをチラッと見せ、メッシュベルトの先は垂らしてラフに。更には、無造作に織ったパンツのロールアップなど実は完成度が高いコーディネートだ。

 

“ブルーグレージレ×クルーネック”

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夏場のカットソースタイルで物足りなさを感じたら、ベストをプラスすると解消されるだろう。スタッズベルトに、同じテイストで合わせたウォレットチェーンやブレスレッドなど、コーディネートにも個性が表れている。あえてベストの丈を短くして、カットソーもタックインでベルトを見せる。カットソーなどに合わせたカジュアルスタイルにはこのようなスタイルもマッチする。

 

“デニムジレ×ヘンリーネック”

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アレッサンドロ氏はパンツとトップスを白で合わせることが多い。以外と抵抗があるかもしれないが、このようにベストを合わせて白を見せる面積を少なくすると、簡単に纏まるコーディネートだ。白は膨張色でもあるが、今季はこのようなナチュラルなサイズ感がオススメ。また、上の写真から順にVネック、クルーネック、そしてヘンリーネックとご紹介してきたが、幅広く合わせて頂けることが分かる。

 


ジレのオススメブランド


“LARDINI(ラルディーニ)”

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第一ボタンのボタンホールにかかっている花柄のブートニエールは、コーディネートに華やかさをプラスしてくれるのと同時に、男心を擽られるようなアイテムだ。製品にしてから洗いをかけることによって、絶妙な風合いとこなれ感を演出でき、着こなしもあまり選ばず、コーディネートの幅を広げてくれる一着に仕上がっている。

 

 

“Stile Latino(スティレ ラティーノ)”

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広めのラペルに外側に切れ込んだフロントカットが特徴的なジレ。素材はリネンとナイロンをブレンドしており、表情豊かに織り込んだ生地がサマーツイードのネップと相まって、ヴィンテージ感漂う仕上がりに。クラシカルでありながら、モダンさを兼ね備えた一着は、ジャケットには勿論、カットソーの上からサラッと羽織りたい。

 


最後に…


ベストと言っても、素材では「ウール、コットン、リネン…」形では、「シングル、ダブル、襟付き、ショールカラー…」など選ぶ物によって見え方がガラッと変わるアイテムでもあります。春先や秋口の少し肌寒い季節の体温調節としても勿論ですが、シンプルな装いに一工夫入れたい場合など、お洒落アイテムとして是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

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